長野県立美術館へ行ってきました
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長野市の善光寺に隣接する長野県立美術館。かなり前ですが、(前々回の御開帳の頃かな?)家族で出かけたことがあります。少し前に昭和41年(1966年)に開館した同館の、老朽化に伴う建替え工事が完了し、今年4月にリニューアルオープンしたとニュースで知りました。以来、ずっと行ってみたかったのですが、昨日意を決して行ってまいりました。
長野須坂インターを下りて20分ほどで到着したのですが、入口まで車で行くと係りの方に、駐車場は城山公園のPを使ってくださいと言われ入口付近でUターンし、すぐ上にある公園の駐車場へ停めることに。
新しい建物は、開放感のあるモダンな感じ。B1~3F(屋上広場)まである建物ですが、1Fのエントランスホールと、3Fからも入場することができるようです。通常の美術館ですと、建物に入る際にお金を払うことになりますが、この美術館は、入館するだけなら無料。おしゃれなカフェとレストランがありますので、そこを利用するだけなら、特にお金を払う必要なありません。展示や企画により都度無料や有料になるようです。
最初の印象は、斬新な建物。展示室もあちこちにわかれていて、コロナの影響によって一部の展示が中止になっていたこともあって、ちょっと面食らいました。まずは建物自体に慣れることが大事かも。来館者はカフェやレストランを利用したり、あちこちにあるベンチなどで本を読んだりくつろいだりすることで、美術館との距離がより近くなっていくのかもしれません。従来型の美術館は、利用者側は絵を見に行くということが目的でしたが、この美術館はもうちょっと違う使われ方を利用者がするのかな?建物に慣れ、質の良い展示が企画開催されれば、善光寺すぐ脇という好立地の本美術館。長野県の観光の目玉になるんでしょうね。一点、高齢者にとってこの美術館はちょっと大変かもしれません。見る順番を間違えると階段をあちこち上り下りすることになります。やっぱり「建物に慣れること」が、ポイントになりますね。
東山魁夷館もリニューアルしましたから、そちらも是非。なかなか見ごたえありましたよ。絵ハガキを結構買ってしまいました。
ちょっと写真では納まりきらないですね。とにかく百聞は一見に如かず。群馬県立館林美術館も建物のインパクトありましたけど、長野のそれもなかなか。行けば行くほど味が出る。そんな美術館なのかもしれません。是非お出かけしてみてください。