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約30年ぶり? 大町から黒部ダムへ

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黒部ダム。またの名を黒ヨンダム。ダム好きな私ですが、中学2年生の時に一度、そして多分社会人になる頃に1度、行ったことがあります。実にそれ以来、およそ30年ぶりくらいでしょうか?先日行ってまいりました。

今まで松本市や安曇野市には、比較的仕事でも観光でも訪れる機会は多かったのですが、なぜか大町からトロリーに乗ってクロヨンへ行くというコースは思いつかなかったのでした。今回たまたま行ける機会があって、あらためて黒部ダムの凄さ、戦後の日本の復興にかける人々の思いや、困難に立向っていく人間の熱い気持ち等を、建物を通じて感じた次第です。殉職者も大勢出したと聞きます。困難を極めた破砕帯。見学から帰って見た「黒部の太陽」をみて、改めてその困難さを確認できました。行ってよかったと思うし、日本人なら、特にものづくり等に携わる人達には、見てもらいたい場所ではないでしょうか?弊社の社員も、行ったことが無い人がいれば、連れて行ってあげたいと思うくらいでした。それくらい建設に携わった人達の、情熱を感じました。何がなんでもやってやるという気持ちがなければ、ここにダムなんか作れなかったでしょうから。

同時に感じたのも、ここにダムを作って電気をおこすということに、莫大なお金を投資した関西電力もすごいなと思いました。その意思決定をした経営トップにです。同じような気持ちで、ジンビームハイを飲むときに、サントリーがビーム社を一兆円を超えるお金で買収したことを思い出します。眼の前にある困難な事に対応するために、必要だという強烈な気持ちがあればそれは投機でなく、投資という形で実現することが可能なんだなと思うのです。

なぜ国は、国民を守る為に、国の発展の為に、インフラへの投資ができなかったり、予算を減らし続けたりするのでしょうか?そんなにバランスシートが健全であることが大事なんでしょうかね?次の世代にも引き継いでもらうインフラ設備なら、100年ものの建設国債でも発行すればいいのに?そんなことを同時に思ってしまいました。

とりとめ無い文ですが、いつか読み返す自分自身の為に、忘備録としてブログにしておきたいと思います。やっぱり必要なインフラは、お金をかけて整備すべきですよ。(今回の豪雨災害はそれを物語っていると、どこかの大学教授が言ってました)

たまたまですが、観光放水やってました~

このトロリーバス。今年で最後なのだそうです。バッテリー搭載のバスになるようですね。

伊勢崎市からなら、高速で安曇野インター下車。扇沢へ。そこからトロリーバスで15分位?朝6時に出れば、10~11時頃には黒部ダムに着けるかな?涼しいですよ~。黒部ダムオフィシャルサイト